ばろぐ・ほいダウン

2010年Nゲージにより鉄道事業を開始。2011年Gゲージに参入することで事業拡大。常に夢と目標と野望を持ち活動していく。

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さあ、『ららマジ』の聖地巡礼に行こう 東奏市のモデル、東大和市の観光スポットを巡る旅へ



この日の自分は東奏学園の生徒だった。
どうも、筆者です。


6月3日にサービスが終了したスマホ向けゲームの『ららマジ』。
サービス終了にあたって以前こんな記事を書きました。

yotubarail.work



ゲームが終わってもやっぱり好きだなと思えるコンテンツなので、聖地巡礼に行ってきました。
推しの幸(卯月幸)要素が多くなりがちなのはご了承ください。


※この記事で使用する一部の画像は『ららマジ』ゲーム内のスクリーンショットです(© WFS/©CloverWorks Inc.)
また、お出かけになる際は世の中や自治体の状況に合わせた判断をお願いいたします








聖地は東京都東大和市!

公式からアナウンスがあったように、ゲーム中で舞台となる東奏市は主に東大和市をモデルにしています。

www.city.higashiyamato.lg.jp

大学で地方自治を学んでいた身としては、こうして自治体が取り上げてくださるのはめちゃくちゃ嬉しいのです。
東大和市駅を起点に最後は多摩湖で締めることを想定した順番で書いていきます。
それでは巡っていきましょう!!



東大和市駅



西武拝島線の東大和市駅です。
作中では東奏駅。
待ち合わせ場所になっていたり、どこかへ出かけるというシーンでよく登場したりしていました。
高架駅ですが、オープニング映像では湖沿い(川沿い?)の地上駅として描かれていました。



第12幕『カノホナピリカイ』ではここから電車で海まで行き、その後ここに帰ってきました。
あの時幸を泊めていたらどうなっていたのかと考えると、夜しか眠れません。


東京都薬用植物園



東大和市駅の改札を出て右を向くと見えるのが東京都薬用植物園です。
住所では東大和市ではなく小平市です。
ここは結菜先輩(神代結菜)のエピソードである第5幕『ある晴れた日に』で重要な場所として登場しました。

結菜先輩がボスと一緒に出てきたときにはギョッとしたものです。
メインエピソードにおけるシーズン1の最終戦ということで、こちらも気を引き締めた記憶があります。

駅から近く入園料は無料なので、気軽に入れますね。
時期によりますが、遅くても16時30分には閉まるようなので、注意です。
詳しい開園日や時間等はこちらから

www.tokyo-eiken.go.jp


BIGBOX東大和



器楽部みんなの遊び場。
東大和市駅の改札を出て左を向くと見えます。
ボウリング場やゲームセンターが入っている施設。
※2021年3月31日にゲームセンターは閉店しました。


イベント『雨に唄えば』ではボウリング場が登場しました。

ゲームセンターはしょっちゅう出ていましたね。
乃愛先輩(園田乃愛)や智美(楓智美)がきっと夢中になって遊んでいるでしょう。



幸とも一緒に来ました。



野火止緑地



読み方は野火止(のびどめ,のびとめ)です。

野火止用水は江戸時代に整備された東京都と埼玉県にまたがる用水路。
全長は25km近くにもなるとか。
その一部が東大和市を流れています。

東大和市のホームページに記載があったけど、こんな水辺出てきたかな。
イベントストーリーなどに出てきた公園のイメージに近い気がします。
タマ先輩(島村珠樹)がネコ探しをしたり、紗彩(九条紗彩)が植物を見にきたりしている感じです。

幼い頃からこういった水辺が好きで、水の流れる音に心が安らぎます。
緑地内は舗装されているわけではないのですが、自転車の通行量がそこそこあったので注意してください。


旧日立航空機立川工場変電所



この日は残念ながら工事中...(令和3年夏に工事終了予定だそうです)
玉川上水駅近くの東大和南公園の中にあります。
チューナーの皆さんがロケハンされたいくつもの場所の中から、舞台として選ばれました。
復刻を入れれば、サービス終了前最後のイベントである『シネマパラダイス』で登場。



蒼先輩(三嶋蒼)編とアミ先輩(小田桐アミ)編の2つがありました。




※2021年4月4日 追記

工事期間中ではありますが、カバーが外された様子がこちら。
実際に見てみると弾痕がものすごく、建物が残っていることだけでなく1993年という割と最近まで使われていたのが奇跡なんじゃないかと思えます。



東大和市役所



※2020年11月29日 追記

道路に面していないから裏だと思っていたのが表で、表だと思っていたのが裏だった。
そんな建物です。
駅の方角を向いていて図書館などがある方が表です。
ちなみにGoogleストリートビューから確認できるのは裏側。

『ららマジ』では街中の風景の一部といった感じだったと思います。



上北台駅



多摩モノレールの終点、上北台駅です。
街中の風景の1つとして登場していました。
印象深いのは亜里砂先輩(亜里砂・エロイーズ・ボー=ボガード)のエピソードである第11幕『ハッピーアンバースデイソング』でしょうか。
『ららマジ』のサウンドトラックをシャッフル再生で聴きながら移動していたのですが、ここに差し掛かったときにちょうど『亜里砂・エロイーズ・ボー=ボガードのテーマ』が流れてきてテンション上がりました。



これは2年ほど前に別の用事で近くを訪れた際に撮ったもの。
『お出かけ機能』というキャラクターと出かけた感じで写真が撮れる機能を利用しました。
カメラで風景を撮ってからスクショという手間がかかったことや風景がちょっとぼやけてしまいがちだったこともあり、あまり積極的には使っていませんでした。
ちょっともったいなかったな。



東大和市立郷土博物館



住宅街を歩いていると現れるプラネタリウムのドームが特徴の施設です。
器楽部定期演奏会のホールのモデルになった場所です。
つまり、物語が始まる前に器楽部入部のきっかけになった『魔法の音』を聴いたのはこの場所。
ここのおかげで自分たちの思い出があります。
ありがとう。

作中では資料館になっており、そこに併設された『祝祭劇場』というホールで演奏していたという設定でした。

プラネタリウム鑑賞は有料ですが入館料は無料なので、是非中に入って展示を見てみてください。
凜先輩(綾瀬凜)と資料館の中で勉強するエピソードもありましたしね。

www.city.higashiyamato.lg.jp



ホール内部のモデルは東大和市駅から少し行ったところにある、東大和市民会館ハミングホールではないかと思われます。(他にも候補あり)
『うまフェス2018 in 東大和』で『ららマジ』のリアルイベントが開かれたのはここでしたね。



氷川神社



公式で言及はなかったと思いますが、『ららマジ』で登場する神社はおそらくここ。
正確には特定の場所というより、こういった神社をいくつか参考にしてデザインを作っていったのかなと。
後述の多摩湖に隣接した狭山公園内にあります。
住所では東村山市です。



イベント『東奏大華火祭』が思い出深いです。
この翼(有栖川翼)のカードの背景は違う神社に見えますが。
今年の夏も開催されたんでしょうか。

神社周辺でかなえ(瀬沢かなえ)が迷子になっているイメージがあるのはなんでだろう。



多摩湖(村山貯水池)


冒険の始まりとも言える場所で、サービス終了前最後の新規イベント『また明日』でラストに訪れた場所。
作中では『東奏湖』ですが、主に『湖』や『人造湖』と言われていました。




入り口から見ていきましょうか。



麻衣先輩(洲崎麻衣)のカード背景になっていました。





湖の畔までやって来ました。
菜々美(結城菜々美)のエピソードである第1幕でメインの舞台となったのは言わずもがな。
器楽部でもこの場所を大切に思っているメンバーは多かったはず。
レイナ先輩(橘レイナ)が絵を描きに来たり、お出かけついでにちょっと寄り道して来たり。
アンナ先輩(橘アンナ)とレイナ先輩の家はこの近くだと言っていた気がします。
東奏学園の屋上からもこの湖が見えるみたいです。

イベント『ちょうちょ結び』では菜々美と翼と一緒に深夜に訪れていましたね。
そして、そのまま朝を迎えるというとんでもないことをやらかしました。
心に抱えていることをちょっと吐き出して、なんでもないことに幸せを感じて...
あの時語り合ったそんな当たり前で特別なことがここには残っているんじゃないかな。
後日、翼は先生に呼び出しを食らっていたみたいです。



幸と学校をサボって来たのは、今となっては良い思い出。





ホニャが座るように言ったのが、位置的に多分このベンチ。(シナリオにあった背もたれは無いですが)



ここで「また明日」と別れました。
いるかな、ホニャ...
ひょっこり現れて「チューナー!」と呼びかけてくる気さえします。
結局隠し事は隠し事のままのホニャでしたが、この場所で見せてくれたのはきっと本当の思いだったはず。
嘘はつかないもんね、ホニャ。




湖とは反対側を見ると西武ゆうえんちの観覧車が見えます。
『ららマジ』で出てきた観覧車は白いものでしたが、インスピレーションはこの辺りから受けたのだと思います。




埼玉県側に行ったところからの風景。
天気が良ければ富士山が見えます。





番外編

ここからは東大和市から離れた聖地を紹介します。
江ノ島の方や東京駅などいくつかあるので、訪れるたびに随時更新していきます。


下北沢南口商店街

世田谷区の下北沢。
ライブハウスが多いこの地域は、真中華(卯月真中華)や智美といった器楽部のバンド組『フロウライン』のメンバーが訪れそうです。
ゲームでもかなりの頻度で登場した東奏東商店街のモデルは、そんな音楽の街にあります。



ホーム画面にも出ていました。





ほら、そっくり。
角が銀行であるところも同じですね。
東奏東商店街の方が道幅があるように思えます。
この商店街を歩けば、器楽部の誰かに会える気がします。
翼が買い物をしているかなとか、茜(神田茜)が向こうから駆けて来ないかなとか。


下北沢駅からは小田急なら東口から外へ。
京王井の頭線なら改札を出て右へ。
京王中央口を左に曲がって小田急東口に合流しましょう。
井の頭線の高架をくぐればアーチが見えてきます。
銀行の向かいの角がマクドナルド下北沢店になっているので、地図で目的地を設定するときにはちょうど良いかと思います。



三井アウトレットパーク入間



※2021年4月4日 追記

埼玉県入間市にあるショッピングモールです。
『ららマジ』ではかなえのエピソードである第4幕『マイフェアレディ』の舞台になったり、器楽部の活動の買い出しに訪れたりしてましたね。



細かい部分は異なっていますが、かなり似ているのではないでしょうか。



幸の誕生日エピソードでは3年連続で登場しました。

3年目の誕生日エピソードではクマのぬいぐるみを作ることができるお店を訪れました。
残念ながらお店のモデルになったと思われる『Build-A-Bear Workshop(ビルド・ア・ベア・ワークショップ)』はこのモールには入っていませんし、日本からすでに撤退してしまっています。



戦闘のフィールドにもなっていました。


土日祝日には入間市駅や立川駅から直通バスが出ているので、利用されてみてはいかがでしょうか。
アクセス情報の詳細や最新の営業状況などはこちらからどうぞ。

mitsui-shopping-park.com


立川駅前



※2021年5月4日 追記

立川駅北口を出てすぐ、北口大通りとピタゴラス通りに挟まれた場所にあります。
ゲーム内では登場しませんが、4周年記念の描き下ろしイラストのモチーフになりました。



人通りがそこそこあったので完全に同じ位置を探る事はできませんでしたが、比べてみました。
駅を出てすぐに大通りから外れて細い道に入っちゃうあたりが、方向音痴のかなえらしいというか。
絶対他に良いルートがあったと思います。



東京駅


※2022年7月26日 追記

その名の通り東京を代表するターミナル駅である東京駅。
レンガの駅舎で有名な丸の内方面に聖地はあります。



丸の内南口が葉月先輩(浅野葉月)のカードイラストの背景になっていました。
イラストと同じ角度で撮りたかったのですが、人が写らないように注意しつつというのは難しかったので妥協...
おしゃれな葉月先輩は丸の内の雰囲気にもぴったりですね。



霧笛橋


※2022年7月26日 追記

横浜の港の見える丘公園の中にある橋です。



丘の上にあるため、みなとみらいの良い景色が望めます。
また、バラで有名なところでもあるので、お出かけスポットとしてぴったりですね。
葉月先輩とのお出かけでは優しい空気が流れていた、そんな場所です。

バラの見頃の初夏の5月あたりや秋くらいに訪れてみてはいかがでしょうか。
みなとみらい線の元町・中華街駅が最寄りです。
少し手前のみなとみらい駅や馬車道駅で下車して、赤レンガ倉庫や山下公園を散策しながら向かうのも楽しいですよ。
 



まとめ

思い出を振り返りながら巡るのは良いものですね。
ちょと切なくなりましたが、毎日ゲームで見てきた風景が現実で目の前で広がっているというのは感動でした。
「こんな景色がゲームで再現されているんだよ!『ららマジ』やってみて」と人にお勧めできないのが本当に残念。
また器楽部を近くに感じたくなったときに巡ろうと思います。
東大和市役所も聖地ですが、まだ行けていません。(3週間後にどうしても多摩湖に行きたくなって、その道中で行ってきました)

現在、気軽に「出かけてみてください」と言える状況ではありませんが...
東大和市内を巡る際は市内を走るバスやレンタサイクルを利用すると良いかと思います。
特に1つ1つのスポットをよく見てまわりたい方にはレンタサイクルはおすすめです。
天気と安全・体調には気をつけてくださいね。
筆者のようにバカで酔狂ウォーキングが好きな人は1日かけるつもりで歩いてみてはいかがでしょうか。
20キロほど歩けばOKです。

『ららマジ』が終了してしばらく経ちますが、冒頭にも述べたようにやっぱり大好きなコンテンツです。
小説化が決まって嬉しいという思いと、ゲームのあのスタイルだからこそ『ららマジ』なんだという思いがぶつかっている状態ですが。
例えば戦闘中に画面右上で展開されていた掛け合いのテンポは、読者のスピードに左右される小説では再現できません。
チューナー君に名前ついちゃったし。
ですが、これからも自分が触れてきた『ららマジ』を愛していければと思います。


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