ばろぐ・ほいダウン

2010年Nゲージにより鉄道事業を開始。2011年Gゲージに参入することで事業拡大。常に夢と目標と野望を持ち活動していく。

MENU

なぜスーツを着るのか

就活をしていると当たり前のようにスーツを着ることが求められる。大学内での説明会ではスーツを着てないと入場できない決まりだった。
就活の前からスーツを着るということに疑問を感じていた。同じように疑問視してる人からよく聞かれるのは「みんな同じ格好で個性を潰している」だとか「成果主義でいいじゃないか」という意見。自分はこれらの意見よりも「スーツを着る理由を誰も説明してくれない」ということに納得がいかない。スーツが正装なのは常識だと言うのは簡単だが、果たしてスーツを求める側は果たして正装がある理由を理解しているのだろうか。納得のいかないまま先に進みたくはないし、自分が納得し理由を説明できないことは人に指示しないのが自分なりのリーダー論だ。

この話を親にしたところ「我が息子ながら面白いことを言い始めた」と思ったのだろう。プチ討論が始まった。
自分の意見は述べた通り。
 
親「じゃあ、奇抜な格好をしてるやつを見たときにどう思う?」
 
自分「良くも悪くも変なやつだと思って興味は引かれるかな。」
 
親「その変なやつというのがキモで変なことや周りと違う格好をすることをだらしないと思う人がお前たちより上の世代には一定数いる。相手ありきの仕事である限り見た目は成果に大きく影響する。」
 
自分「なるほど。だとしたら正装が存在するのは人の気持ちの問題?」
 
親「歴史とかを振り返ったらまた別なのかもしれないけど、今大きく影響しているのは固定観念なんだと思う。成果主義という考えは間違ってないけど、まだまだ通用しない。通用させるのは世代が変わってからだ。」
 
固定観念をステレオタイプと書こうかと思ったが、下手に横文字を使うパフォーマンスは好きではない。都民ファーストだって都民第一と言っておけば良いのだ。格好つけやがって。
 
話が逸れた。それなりに長く話していたがざっくりこんな感じだった。人の心理に関して詳しく学んだわけではないので納得がいくような結論は出なかったが、一つなるほどと思ったことがある。
 
それは「環境に飛び込んでみる」ということだ。
親曰く「外から意見を述べても耳を傾けてくれる人は少ない。まず中に入ってみて体験してみる。そうすることで言っていることに説得力が生まれるし、内部の人と関係を築いた状態だから『こいつのいうことなら聞いてやろう』という気持ちになる。」らしい。
 
これをどう捉えるかは人次第だろうが。
 
趣味ブログのくせに珍しく真面目な話ができたぞ(自画自賛)