ばろぐ・ほいダウン

2010年Nゲージにより鉄道事業を開始。2011年Gゲージに参入することで事業拡大。常に夢と目標と野望を持ち活動していく。

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演出がすごかった!!待望の『アイカツフレンズ!』初ライブ『BEST FRIENDS! スペシャルLIVE ~Thanks OK~』 感想

大学の頃の友人はお盆休み明けで体がなまっているみたいですが、自分はお盆なんてなかったのでいつもと変わらず通勤です。
どうも筆者です。

さて、8月17日にパシフィコ横浜で『アイカツフレンズ!』のライブが行われました。
『アイカツフレンズ!』になる前の『アイカツ!』や『アイカツスターズ!』は1年間の物語の終盤にあたるだいたい2月や3月ごろにライブが行われてきたのですが、今年はその時期になっても発表は一切無し。
4月13日にようやく単独ライブの発表となりました。
リリースイベントや『アイカツ!シリーズ 5thフェスティバル!! 』といったイベントはあったものの、やはり単独ライブを待ちわびた方も多かったのではないでしょうか。
では、そんな記念すべきライブを振り返っていこうと思います。

ちゃおフェス

早速セットリストといきたいところですが、その前に同じパシフィコ横浜で行われていたちゃおフェスについて触れさせてください。
せっかくなのでちょっと寄り道をしていこうということで、展示を少し見て『キラッとプリ☆チャン』のステージを観覧したのでした。

『すみっコぐらし』コラボの衣装を着たみらいちゃん可愛いですね。(ちょっとぶれました)

プリチャンステージのセットリスト

1.ダイヤモンドスマイル
2.COMETIC SILHOUETTE
3.夢色エナジー
4.TOKIMEKIハート・ジュエル
5.じゃんけんキラッと!プリチャン

注目は「COMETIC SILHOUETTE」ですかね。
紫藤める役の森嶋優花さんが歌ったのですが、めるのソロ曲もあるのにわざわざここでユニット曲を選ぶセンスよ。
自分は「ダイヤモンドスマイル」がプリチャンの主題歌で1番好きなので、フルで聴けて結構嬉しかったです。

今回のステージを進行するにあたってだいあ役の佐々木李子さんが裏で喋りながら動くモーションキャプチャーを使っていたのが時代だなと感じました。
だいあとおしゃべりするコーナーもあったのに、子供たちにバラしちゃったけど大丈夫なのかな。

さあ、気持ちも高まりテンアゲ!
頭をタカラトミーからバンダイに切り替えて『アイカツフレンズ!』のライブに向かったのでした。

セットリスト

1.ありがと⇄大丈夫(Pure Palette&Honey Cat&Reflect Moon&春風わかば)
2.Believe it(Love Me Tear)
3.窓-ココロ-ひらこう(友希あいね)
4.セカイは廻る(湊みお)
5.Girls be ambitious!(蝶野舞花)
6.みつけようよ♪(Honey Cat)
7.おけまる(日向エマ)
8.この世界はすばらしい(春風わかば)
9.愛で溢れている(神城カレン)
10.アイデンティティ(明日香ミライ)
11.導かれて(白百合さくや)
12.偶然、必然。(白百合かぐや)
13.絆 ~シンクロハーモニー~(Reflect Moon)
番外.マカロン音頭(湊みお)
14.みんなみんな!(Pure Palette)
15.個×個(Honey Cat)
16.Have a dream(Reflect Moon)
17.Dear ALL FRIENDS!愛をこめて!(Honey Cat&Reflect Moon)
18.そこにしかないもの(Pure Palette)
19.いっしょにA・I・K・A・T・S・U!(Pure Palette&Honey Cat)
20.プライド(Love Me Tear)
21.新たなるステージへ(I Believe)
22.ひとりじゃない(Pure Palette&Honey Cat)
23.アイカツフレンズ!(Pure Palette&Honey Cat&Reflect Moon&Love Me Tear)
24.アイドル活動!オンパレード!ver.(わか せな/あいね みお りんfrom  BEST FRIENDS!)
25.アイカツフレンズ!(全員)

※ソロ曲以外はフレンズ名で記述

感想

こうしてブログを書いている間にもいろんな思いがバンバン溢れてくるので、マッハで感想を書いていきます。
ここから敬語と「だ・である」調がごちゃ混ぜになります。

『アイカツフレンズ!』の楽曲は劇伴でも歌でも電子音を活かした曲が多いなというのが1年半抱いてきた感想でした。
そんな楽曲たちに合わせた演出はすごかった!
特に照明はかなり力を入れていたのではないかなと思います。
オープニングの「カードもともだち」(フィッティングシーンBGM)からレーザーを駆使していてカッコイイ!!
一気に会場が盛り上がる。

1.ありがと⇄大丈夫

『アイカツフレンズ!』最初のオープニング主題歌。
ステージ上に並んだメンバーを見たときにようやくライブが始まるんだなと嬉しくなりました。

2.Believe it

イントロでぶち上がる(その1)。
ずっとアイカツシリーズに携わっていることもあって『Love Me Tear』の大橋彩香さんと田所あずささんはすごい。
出番が決して多いわけではないが、ちゃんと魅せてくる。

3.窓-ココロ-ひらこう

ここからそれぞれのソロ曲に入っていく。
グッズのラインナップの中にこの曲名をもじった「鞄-バッグ-ひらこう」という手提げ兼ショルダーバッグがあり、それが面白くて詳細が出てきた時からツボだった。
友希あいね役の松永あかねさんは「緊張している」と言っていましたが、堂々としていて1年半の成長はすごいなと感じた。

4.セカイは廻る(湊みお)

演出と曲が見事にマッチしていた。
レーザーの光に囲まれるという言い方が多分ベスト。
みおのソロ曲だと自分はどちらかというと「6cm上の景色」推しですが。

5.Girls be ambitious!

イントロでぶち上がる(その2)。 会場が一体となって「oh...oh...」と歌う様はすごかった。
会場の上の方やステージ上から見たら圧巻だったに違いない。
これがライブだよ。
この曲で気がついたのだが、このライブは低音がメチャメチャ効いていた。
体に響くのを感じられたが、ちょっと効きすぎだった気もしなくもない。
舞花の曲だけど、幼い頃から芸能界でずっと活躍してきた美山加恋さんにも通ずる部分がありそうな曲。

7.おけまる

日向エマ役の二ノ宮ゆいさんは盛り上げ上手といったところ。
この曲自体も元から盛り上がるものだが、そこにハッチャケた感が乗っかってきてまさに相乗効果。
テンアゲ!(もはや死語な気もする)

8.この世界はすばらしい

本当に大舞台は初めてですか?!
春風わかば役の逢来りんさんは演技経験のないところから、『アイカツフレンズ!』2期で声優としてのキャリアをスタートさせている。
5000人近いキャパのあるホールで歌うのは初めてだと思うがすごくしっかりしていた。
緊張している感じは見て取れたが、声が震えるわけでもなくステージをやりきっていた。

9.愛で溢れている

田所さんの歌声は本当に美しいと思う。
聴き惚れました。

10.アイデンティティ

イントロでぶち上がる(その3)。
変な歌詞が並びテンポよく進む曲だが、初めて聴いた時からビビッとくるものがあった。
変な歌詞と書いたがそれらはみんなアイデンティティ、つまり個性を表していて一見ありえなさそうなものでも大事なのだというメッセージが込められている。
なんとステージ上で炎が揺らめいていた。
アニメやゲームだとダンスがハチャメチャに激しいのだが、そこは流石に完全再現とはいかなかった。
ぜひ見て欲しい。

これを踊って歌ったら化け物である(褒め言葉)。

11.導かれて

ここから演出組のキレが増す。
サビに入るとスクリーンに歌詞が流れるように浮かぶ演出が印象的だった。

12.偶然、必然。

ナナシスなどで見る桑原由気さんは可愛いのだが、この日はカッコイイの塊だった。
思わず声が出てしまうほどに。
照明組かなり力を入れていたんじゃないかな。

13.絆 ~シンクロハーモニー~

前奏がショパンの「エチュード 第4番 嬰ハ短調 『奔流』」になっているのだが、ステージに楽譜が映しだされるという演出があった。
リリイベではできないホールだからこそできた技。
ゴシック系の曲はやっぱりすげえや。

アイカツフレンズ!はこれまでのシリーズ以上に「何をやるか」よりも「誰とやるか」が重要になっていると捉えている。
そういった意味では14曲めからのフレンズ曲こそ醍醐味だと言っていいだろう。
だが筆者は疲れてきたので、触れるのは1フレンズ1曲にしたいと思う。

14.みんなみんな!

Pure Paletteの持ち歌の一つ。
Pure Paletteというフレンズ名の意味が歌詞を見ればきっとわかるはず。

15.個×個

「きみかけるわたし」と読む。
Honey Catは真逆の個性の二人のフレンズ。
「アイデンティティ」とは別の形で個性を認めている。
たぶん「アイデンティティ」より表現がストレートだ。

17.Dear ALL FRIENDS!愛をこめて!

やられた、これが来るとは!!
ドラマCDに収録されている楽曲。
ノーマークに近い状態だった。
アニメでもゲームでも出ていないはず。
でも、タオルを振り回すのが楽しかったのでOKです。

19.いっしょにA・I・K・A・T・S・U!

元々はココが歌う曲だがココ役の諸星すみれさんがいないので、ゲームに則って4人で歌唱。
曲名から原点を感じる。

21.新たなるステージへ(I Believe)

なんの前触れもなくスクリーンに映像が流され、この日のために撮られた天翔ひびき役の日笠陽子さんとアリシア・シャーロット役の大西沙織さんによるMVが流された。
お二人の出演予定はなかったためまさかのサプライズだった。
映像だからできる画角とかMVらしく仕上げようとこだわっていたように思う。

23.アイカツフレンズ!

全員が出てきて『アイカツフレンズ!』を代表するこの曲を歌って、挨拶をして終わった。
アンコールがあるにしてもやけにあっさりした終わり方だった。
そう、この時の空気は事前に告知があった重大発表を盛り上げるためのものだった...

24.アイドル活動!オンパレード!ver.

『アイカツオンパレード!』の放送が発表され、その後この曲が流れた。
アイカツシリーズ全体を代表する曲だ。
星宮いちご歌唱担当のわかさんと虹野ゆめ歌唱担当のせなさんがステージに出てきた時には泣きましたね。
正確には発表の時点で泣いていたんですが、もうダメだった。
またおふたりを見られるなんて!!
「オンパレード!ver.」ということで曲のアレンジや振り付けが変わっていました。
もうゲームではプレイできるようですね。

25.アイカツフレンズ!

さっきとは比べ物にならないほど盛り上がっていた。
みんなテンションが吹っ切れた感じ。
アイカツ好きな人が集まる空間っていいねえ。

『アイカツオンパレード!』について

この日の夜8時半に予定されていた発表は『アイカツオンパレード!』の放送開始についてでした。
『アイカツ!』や『アイカツスターズ!』のキャラが喋って動いている様子をまた見られるということで嬉しくないわけがないです。
今までの曲もどうやら聴けるらしいということで喜びは2乗。
メチャパニックもいいところです。

その日は喜びを爆発させていたが、冷静になってみて不安になりました。
『オンパレード!』は10月放送開始ということで、『アイカツフレンズ!』の2期は半年ほどしか放送しないことになります。
確かに2期に入ってから確実に終わりに向かっているようなストーリー展開でした。
でも、なぜ半年で切る必要があったのだろう。

何が言いたいかというとアイカツシリーズは次で終わるのではないかということです。
作品を超えたコラボというのはシリーズ5周年の時のも行われた企画です。
しかし、あの時は『アイカツスターズ!」のメインストーリーにうまくコラボ回を盛り込んだ感じでした。
わざわざ別枠を用意したわけではなかったのです。
今回はその時とは違い、完全に独立した放送。
5周年のように何かキリのいい数字があるわけでもないです。
プリキュアのように毎年オールスターズ形式をやっていたわけでもないです。
つまり最後に全員集合させてシリーズとして区切りをつけようとしているのではないでしょうか。

もし『オンステージ!』が1年続くとしたら『キラッとプリ☆チャン』との放送時期をずらしたい狙いがあると言えると思います。
自分の周りはどっちも見てプレイしているオタクが多いので参考になりませんが、ゲームコーナーなどで子供がいつもいるのは『プリ☆チャン』のコーナーであるように思えます。
ちゃおフェスでも明らかにブースの人数が違っていました。
同じタイミングで始まった『プリ☆チャン』と『フレンズ』。
負けているなら流れを切り替えたいと考えるのが当然のように思います。

まとめ

冒頭にも述べましたが、ずっといつライブをやるのか待ちわびていた自分にとって最高に楽しいライブでした。
『アイカツフレンズ!』という作品の特徴や良さがぎゅっと詰まっていたと思います。
『アイカツフレンズ!』の看板を背負ってのライブが恐らくこれで最初で最後であることが残念なくらいに。

『アイカツフレンズ!』が最後まで全力で駆け抜けることとアイカツシリーズが少しでも長く続くことを願っています。

このカードはきっとずっと宝物

おしまいっ!